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- 拍卖号: e1051549217
开始时的价格:¥426 (8500日元)
个数: 1
最高出价者: - 开始时间: 2022/5/14 21:16:53
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阿井瑞岑[あい ずいしん](1896(明治29)年~1970(昭和45)年)は、山本瑞雲の弟子で高村光雲の孫弟子に当たる仏師・木彫作家です。仏教美術協会の創立会員であり、同協会の会長を務めました。数々の仏像彫刻を残しており、代表的作品に東京台東区・曹洞宗梅林寺の釈迦三尊像などがあります。
出品の香盒は、いわゆる香盒仏のスタイルで、二明王像の緻密な彫りは阿井氏の技量の高さをうかがわせます。桐製の共箱入りで蓋裏に阿井氏の落款があります。年期はありませんが、おそらく昭和初期頃の作ではないかと推察されます。白檀特有の芳香を放ちます。
残念ながら、木地の収縮の影響で外面の黒漆が一部剥落し補修されていますが、内側の彫刻部分は健全であり、非常に高い観賞価値があると思われます。
大正12年発行の『帝国絵画番付』において、帝展彫刻部門に阿井瑞岑がエントリーされています。
直径:約8.5cm
厚さ:約3.0cm
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